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1992年10月に撮ったスライドフィルムをスキャンした

長い間放置しておいて突然気になり出すことがある。

このブログがまさにそうなんだけど、KOKUYOのファイルボックスにずっと沈んだままだったリバーサルフィルムケースもそうだ。たしか撮影したのは1992年だから20年以上も昔のことだが、幾度もの引っ越しに耐えてボックスの底に沈んだまま僕の部屋の一部をキープしつづけてきた。ポジフィルムだから窓に透かせば何が写っているかすぐにわかるのだけど、何となく気後れして1枚か2枚確かめてみたあと、やっぱやめとこ、と思いとどまったまま20年以上経っていた。

サンワダイレクト 

フィルムスキャナー

先日、仕事の都合でフィルムスキャナーを買った。Amazonで5980円の簡単な機械だ。 2〜3日して届いたが驚くほど軽いのでこれは騙されたのでは、と一瞬不安になったがパソコンに繋げて操作してみると思った以上に高性能で安心した。

仕事に使うスキャン(これまた懐かしい20年前のネガ)を終え、勢いで気になっていたスライドケースから何十枚かのスライドを取り出し、スキャンしてみたらもう一度驚くことになった。リバーサルフィルムの色味がとても深くてなんだか名人の写真みたいに見えたからだ。

撮影したのは1992年の10月末のことだった(日付がプリントされている)。翌月に結婚することになっていた僕は、友人たちとバカげた二次会を企画し、その中で当時バラエティ番組で流行していた「ナンチャンを探せ」というコーナーを模したネタを仕込んでいたのだった。友人KとYに協力を依頼し、写真のどこかに紛れ込ませた僕の顔をいち早く見つけてくれたパーティ参加者に景品を送る、というよくある企画だった。
でも実際に撮影を始めたらすっかりノリノリになってしまい、まだ30前だった僕らは人目も憚らずカメラやギターやバカげた小物を車に積んで八代市内をロケして回ったのであった。

もしかしたらこのブログを読んでる人の中に1992年11月14日に阿蘇山中で開いた二次会に参加してくれた方もいるかもしれない。憶えていてくれるかな。今でもバカだなあという自覚はあるけど、当時の方がもっとバカだった。

おかげで二次会は大いに盛り上がった(と思う)。この場をお借りして友人K、友人Yにはお礼申し上げときます。
八代城趾から撮影を始めたのだと思う。日付は92.10.31となっている。
この蓮の中に紛れようと思ったのだが通報されると思い断念した。
秋の気持ちよい土曜日だった。このあたりは今も変わらないと思う。
それから八代駅の待合室に行った。22年前だからもう平成のはずだが完全に昭和だ。

かなりギョッとされたが撮影のためだ、仕方がない。
なんか興が乗ってしまったのはサングラスとアフロかつらのおかげだと思う。
奥の煙突群、92年当時はまだ日本製紙ではなく十條製紙八代工場だったはずだ。
27歳であった。靴が妙だよ。
母校でもある大田郷小学校で開催されてた地区運動会に潜入。しっかり写っている。
奥にみえる「合同結婚式」というノボリが気になって仕方がない。
どういうわけか友人Kの車で川沿いのラブホに潜入し、駐車場から出てきたところをYが撮影。
もちろん休憩や宿泊などしていない。悪いことをした。
前川沿いの車道に潜んでみた。自転車中坊が引いていた。
友人Y宅に潜入、このなかに紛れ込もうと計画したがやはり無理だった。
友人Y宅(豪邸)の庭に潜んでみた。
万が一発見されてもどちらが僕かすぐに当てられないよう念には念を入れた。
ロケを終えて自宅に戻ったところ。当時僕の乗っていたワンダーシビック号、懐かしい。

以上です。

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