スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2014の投稿を表示しています

2013/12/16台湾旅行記(6)-桃園国際空港から福岡空港、自宅

ノボテルをチェックアウト ノボテルの朝食 5時40分に設定しておいたiPhoneのアラームに起こされる。そうだ、今日はもう帰国なのだ。いつもの二度寝の贅沢など許されず、そそくさと出る支度。といってもほとんど昨晩終わっていたので、恒例の「腕時計がない!」などの小ネタを披露しつつも時間通りにドアを閉め、一階に降りて ホテルの朝食 へと向かう。 送迎シャトルで空港へ 国際空港に隣接するというロケーションからか朝食を食べている客のほとんどはキャビンアテンダントであった。それにしてもみんな痩せてるなあ。いや誰かとくらべたりはしません。野菜サラダ、豆類、そしてお粥。あまりゆっくりしてる時間もないのでビュッフェスタイルならではの貧乏性全開的満腹一直線に至らずチェックアウトへと向かう。 朝日に光る国際空港 やはり南国の空だ チェックイン時に6:30に予約していた無料シャトルバスに乗ると5分後にはもう 桃園国際空港 である。 朝焼け が美しい。こちらにきてずっと雨だったし基本的に大都会で過ごしたせいかどうもここが南国の島であるという感覚を忘れがちだったが、でも朝の空を見ると やはりここは南の島 なのであった。 いろんなオブジェが 11番カウンターに位置する Eva Airのエコノミー 受付にはぐるぐると長蛇の列ができていた。空港に早く来すぎて暇を持て余すかって思ってたけどとんでもない。そういうのはビジネスクラスに乗るべき人だけのセリフであることを実感しつつ、iPhoneでこれを書いている。この近代的な国際空港には 意味不明なオブジェ がたくさん屋根から吊されてたりして、眺めていて飽きることはない。 土産物店でつい時間を ようやくチェックインできて、お土産でも買っておくかなと免税店をあれこれ物色して気づいたらフライトの最終アナウンスが日本語で流れてきた。おいおいちょっと急がないと、とエスカレーターに乗っていたら便名を連呼する女性スタッフがいるので「はーいそれ乗りまーす」と手を挙げたら、 とにかく一緒に走るわよ! 的焦燥感をあらわにして3人で走り出す。ひぃひぃ言いながら行きと同じ キティ仕様のエアバス に乗り込んだのは確実に僕らが最後の搭乗客であった。なんか同じことを数年前に上海でもやらかした気がする。すみません。

2013/12/15台湾旅行記(5)-九份から台北、空港近くのホテル

窓の外はずっと雨 目を覚ますと7時半だった。 ずっと豪雨 の音が聴こえている。当初泊まるはずだった民宿は少し高台で景色が自慢の部屋だったのだけど、こんな天気ならこの一階で小さな窓しかない部屋でも変わんないもんね、と納得してまた布団に潜る。暖かくしてしっかり寝たから体調は戻ったようだ。 朝食が届いた 朝食の時間は、と訊かれ8時と返事してたのでその時間にフロントに行くとおばちゃんが外を指差して「マダ、ゴメン」としきりに謝っていた。まあいいや、と部屋に戻りテレビ見てたらしばらくして部屋がノックされ「ゴハン」。ドアを開けると暖かな豆乳とビニールにくるまれたサンドイッチを持っておばちゃんが立っていた。なるほどそうかここの 朝食はどこかから運ばれてくる んだな、それが雨で遅れてたわけだ、と納得。テレビ見ながら部屋で食べたあと妻はまた二度寝を決め込む。僕はこの日記をiPhoneで書いている。外はまだまだずっと雨だ。 悠然居をチェックアウト 雨上がるかなあと外を見ながら11時までゆっくりした後チェックアウトする。玄関には赤ちゃんを抱いた若い夫婦がいた。大家族で滞在してるのかな。宿のおばちゃんからバス停留所の地図を貰って外に出ると相も変わらずすごい雨風である。せっかく乾かしたズボンをまたずぶ濡れにしながら目的のバス停まで疾走する。強風で何度も傘が逆さになる。今年7月に石垣島で体験した台風直撃の日々を思い出した。 雨の中爆走するバス ちょうどいいタイミングで 瑞芳駅 行きの バス が来たので飛び乗る。最前列に座ってラリーカー並の運転を楽しんでいるとあっという間に瑞芳駅、ちょっと小降りになっていたのを幸いと駅まで走り台北駅までの乗車券を購入。日本語が通じる駅員さん。昨日と違って少し高い急行列車「 自強號 」に乗ることにしたのでわずか3駅しか止まらない。しっかり座れたので窓の外を眺めていたら何やらものすごい煙、乗客たちも火事だ火事だと大騒ぎ。 火事を見つけて興奮する乗客 お昼過ぎに 台北駅 に到着。今日は夜に空港近くのホテルに泊まる予定なので、それまでにこのキャリーバッグをコインロッカーに預けようと考えあちこち探す。インフォメーションで聞いたコインロッカーコーナーまで歩くが、ずらりと並んだロッカー全てが利用中で埋まっているのだ

2013/12/14台湾旅行記(4)-大雨の九份へ

昨夜元気よく飲みすぎたせいなのか、夜中2時過ぎに目が覚めてしまい5時近くまで眠れなかった。電気をつけて妻を起こすわけにもいかず、iPhoneの中にダウンロードしておいたPodcastの未再生番組をひたすら消化。考えたらこのPodcast漬けの生活をはじめて何年になるだろう。たぶんiPodカラーを買った2005年くらいから。副作用として書籍の購入量が10倍くらいになったことと、海外旅行に行っても日本語に飢えることがなくなってしまったことか。再び起きたのはもう8時近かった。妻はまだ寝ている。 チェックアウト前の部屋 今日でこの 部屋を出る 予定なので、10時のチェックアウトまでに広げっぱなしの荷物類をパッキングする。ベランダに洗濯機があるので衣類は最小限なのが有り難い。日本にくらべて寒くないことも荷物の少なさに貢献したし。それでも二人で中型のトランク1個くらいにはなるのはなぜなんだろう、なんて考えながらチェックアウト。決済済みなので特に追加などもなくあっさりとビルを出る。台北に来るときはお薦めです、 ベントリーパークスイーツ 。 まだまだ降っている雨の中、道路を渡り手を挙げてタクシーを捕まる。この旅で 初のタクシー利用 だ。台北駅まで、と告げると、大きな荷物は助手席に置け、と指示された。たぶん雨だからリヤトランク開けるのが面倒なのだろうけど、日本のタクシーだとキャリーバッグを助手席に突っ込んだら逆にイヤな顔されるだろうなーなんて考えてたら台北駅だ。運賃はメーター制で100元。 今日はこれから台北近郊の観光地、 九份 (きゅうふん、ジォウフェン)に行く予定。十分日帰りできる距離なのだが、妻がネットで見つけた民宿がとても良さそうだというので1泊してくることに。予約といっても日本語と英語でメール送ったら中国語で返事が来ただけなので本当に取れてるか不安もあるのだけど、まあその時はプランBってことで。 地下街で肉ラーメン さて 台北駅 で何か食べておこうかとたくさんある 地下街のひとつ に潜る。しかしもう10時半にもなるというのにどこも開店準備中か全くの閉店だ。ようやく見つけた小綺麗な麺屋、いまにも開きそうな雰囲気で準備中なのでじろじろとメニューを眺めてたら、もう入れますよ、的な中国語で店内に導かれたのでいそいそとテーブルに着く。メニューを決めて先

2013/12/13台湾旅行記(3)-晴光市場、行天宮、龍山寺、足裏、海鮮、大龍街

さて台湾旅行三日目の朝。8時前に目覚める。体調は復活。しかし昨夜に続いてイビキがうるさいと夜中に何度か蹴られた。日ごろ別の部屋で寝てるから気になるのだろう。東京に行ったときには息子に蹴られたことないのだけど。窓の外を見ると天気はやはり曇り空が続いている。 大学キャンパスへ若者たちが歩く 9時過ぎに部屋を出る。MRTの高架をまたいで 大同大学 と書かれたキャンパスを過ぎたあたりの 大衆銀行 という店舗を見つけて両替を試みる。名前からして消費者金融かなと思ったがそういうわけでもないらしい。 若い女性従業員たちがガムかみながら働いてるのだけどきちんと仕事してるって感じはなんか良いなあ。やることやれば自由でいいじゃないか、と最近つくづく思う。 ここ数年の日本はむやみに堅苦しくなった。「 完成しきった社会 」という感じがする。数年前に登場したSNSは当初ゆるーいコミュニケーションツールだったはずだが、いつの間にか「完成度をさらに高めるための チクリツール 」になってしまった気がする。そういうのは本当に息苦しい。他人はもとより、自分にまで不寛容過ぎるからきっと自殺率も高いままなんじゃないかな。もっと何でも許し合えたらいいのに。妻が両替している間、ニコニコ顔の警備員のおっちゃんを眺めながらそんなことを考えた。 まだ暗い晴光市場 小雨の中、さらに歩いて 晴光市場 へ。ガイド本に美味しくて安い朝食屋があると書いてあったらしいのだ。暗いアーケードに入ると目的のお店は見つかったが、おばちゃんが一人で準備をしているだけだった。聞けば営業していないという。もう10時過ぎてるんだけどな。やっぱり朝はゆっくりなのだろう。 美味しい朝ご飯 すぐ近くのお店のおばちゃんに声をかけられたので入ってみるとなかなか 良い食堂 だった。ここでも壁に貼ってある漢字メニューであたりをつけ、 各自オーダーシートと鉛筆をテーブルまで持ってきて食べたい名前に○を書いて渡すだけの台湾式 だ。値段まで事前に分かるから安心。欧米人にはやっぱ無理だろうな、とちょっと優越感持ってみたり。 オーダーしたのは米粉(ビーフン)、空芯菜、揚げ豆腐、意麺など二人分で580円くらい(もちろん朝なのでビールなど飲んでません)。なかなかに美味しくてさらに元気復活だ。 台湾は日本より薄味 だと聞いて