地球上どこでも今日は 春分の日 なのです。普通は学校や会社が休みであることくらいの意味しか感じないのですが、たまたまメキシコに来てる僕はシティ近郊にあるテオティワカンという2000年くらいまえの遺跡に行こうと考えていたのです。ところが春分の日は「 エキノクシオ 」といって大変重要な日だということを直前に知ることになりました。なんでも 太陽のピラミッドから日が昇る唯一の日 らしく、この日にピラミッドで光を浴びるといろいろご利益があるとのこと。当然ながら大混雑となり、個人観光客は大変な目に遭うこと間違いなしというネット情報を得てどうしたもんかと迷いました。でもせっかくだから特別な日に登ってみるのも記念だし、と更に調べると HIS が手配する現地日本語ツアーを発見。他の市内観光などもついて1日1万円とのことですので、いろいろ考えるより頼んでしまえ、と日本を出る直前にオーダーしておいたのでした。 早朝の街を歩いてヒルトンへ 朝7時15分にホテルから歩いて15分くらいの距離にあるヒルトンホテルのロビーに来てください、とのメールを受け取っとてたので早起き散歩がてら昨日行った屋台の近所にある高層ビルへ。ロビーで暫く待つとび っくりするくらいの美女 が僕を呼ぶではありませんか。は、はいっと元気よく返事して他に数名が乗り込んでたライトバンへ。僕をいれて6名の客と現地ドライバー氏と美女ガイドの8名で観光ツアーが始まったのでした。 <グアダルーペ寺院> 車内ではマイクを使って懇切丁寧な説明が始まりました。やっぱり日本語ツアーにしてよかった、と心より喜ぶようじゃ僕もすっかり年を取ったなあって思うのですけどいつまでも無理して個人旅行にこだわるようじゃいけません。こちらに住んで5年というガイド氏のもつ情報を日本語で得られる機会はとても貴重でした。 山々の上にまで住宅が広がる 三文化広場 の横を走りながらメキシコの地層に刻まれる複雑な歴史について考えたり、郊外の山裾に広がる色とりどりの家々が持つ独特の歴史や意味合い(なぜペンキが使われていないグレー壁の家が点在するのか、どうして屋上に鉄筋がむき出しなのか→実は節税対策でした、とか)や、平均的な月収と都市部との格差など普通に観光していては思いも寄せぬ話をたくさん知ることができました。 グアダルーペの奇跡の現...
久々のブログ。旅行記とか、たまに考えたこととか。