目を覚ますと宿の外から人の声がする。まだ朝6時だ。なんだろうってベランダに出てみると托鉢の準備が進められていた。出家中の僧が朝から大挙して街に出てはカオニャオ(もち米)やお菓子などを道路に並んだ信者から喜捨されるという儀式である。近年はすっかり観光イベントとして盛り上がってるらしい。妻を起こして外に出てみるがまだ暗く、肌寒い。
細い路地にもびっしりとプラスチック椅子に腰掛けた観光客が座っている。なぜかみんな耳のあたりにグリーンのLEDが光ってるんだけど、と注意してみたらツアーガイドが音声で説明しているらしいのだ。おそらくは北京語だ。そうか団体客だ。
確かに彼らは元気すぎるし、多過ぎる感じもするけど、それにしても好奇心旺盛で自分の知らないことに興味津々、という感じだ。こうやって世界の片隅で触れた体験はきっと国の姿も変えていくんだろう。僕らがバブル期にこんなに熱心だったとは思えない。しばらくは中国が世界をリードしていくんだろうなと思った。
徐々に明るくなってきた。子供や青年を中心としたオレンジ色の僧衣を着た男たちが手に手にお米やお菓子を貰って過ぎていく。それは皆地元のおばちゃんたちが販売したものだ。なるほど経済も回しているわけか。カオニャオ(もち米)はすでに炊かれたもので、渡す方もプラスチック手袋をしているとはいえ、もらった後に食べるのかなあ、と注意してみてたらゴミ箱に大半は捨てるようだ。なるほど。仏教だけどちょっと資本主義的だ。 完全に明るくなると僧侶たちも寺に戻って行ったようだ。並んでいた観光客もささっと消えて行った。
出てすぐの2階にある小洒落たレストランPhan Boun restaurantでカオソーイを食べるのだ。日本の若手イケメンタレントみたいな風貌の店員が英語で対応してくれる。正午前だからか客はまだ少ない。人気店らしい。ラオスのカオソーイは米麺を使ったフォーみたいなものだけど味付けは四川風だった。美味しい美味しいとビールで流し込む。
スーパーマーケットに行こう、ということになり15分ほど歩いてD&Tというお店へ。土産にするコーヒーを買ったりしてたら突然停電してびっくりした。 その後ネットで見つけたカフェに入り、カフェオレ飲みながら高速Wi-Fiで動画をバックアップ。1時間半ほどゆっくり過ごせた。女性店員のはにかんだ笑顔に囲まれて僕らはすっかりこの国の魅力に取り込まれている。 宿に歩く途中、今夜のディナーを決めているタマリンドという名のお店に入って予約をいれておく。19時半を希望したけど満席とのことで20時半の予約となった。また歩いているとツーリストデスクを見つけ昼寝してたようなおとなしめの店員さんから明日のクアンシーの滝ツアーのチケットを買った。半日で一人1500円くらい。宿へと戻り少し寝ようとしたけど案外目が冴えててこの日記を書いたり。
ホールでは僕らは後ろの方の安い席である。今朝お寺で見かけたような子供による生演奏がスタートしていた。客は7割ほどでほとんど外国人観光客。地元のエンタメというより観光客向けに博物館が主催しているイベントなんだろう。 英語を話すおじさんのアナウンスでほぼ定刻通りに始まった。最初は若い女性たちによるダンス。続いてハヌマーン姿の男たちがなんらかの劇を展開するんだけどストーリーはよくわからない。古代のどこかの王様と将軍たちが繰り広げる戦いのような。1時間のダイジェストだからテンポもいいし退屈はしない。木琴と太鼓による音楽と時おり女性ボーカルだ。 最後にまた女性ダンサーが大勢出てきてシンクロナイズされた優雅な踊りを披露する。バリのようでもありどこか和風でもある。インドの激しさはない。 最初の男性がまたでてきて英語で解説とお礼を述べて観劇時間は終了した。
僕らはまたナイトマーケットに戻る。19時を少し回った時間だからレストランの予約までまだ1時間近くある。コンビニでビールを買い、ウロウロした挙句に川沿いでウィンナーを焼いてる謎のBBQチームの横に腰掛けて時間を潰すのだった。
徐々に明るくなってきた。子供や青年を中心としたオレンジ色の僧衣を着た男たちが手に手にお米やお菓子を貰って過ぎていく。それは皆地元のおばちゃんたちが販売したものだ。なるほど経済も回しているわけか。カオニャオ(もち米)はすでに炊かれたもので、渡す方もプラスチック手袋をしているとはいえ、もらった後に食べるのかなあ、と注意してみてたらゴミ箱に大半は捨てるようだ。なるほど。仏教だけどちょっと資本主義的だ。 完全に明るくなると僧侶たちも寺に戻って行ったようだ。並んでいた観光客もささっと消えて行った。
僕らは川沿いの景色を見たりして宿に戻る。7時から無料の朝食だ。クロワッサンとデニッシュに幾つかの果物、インスタントコーヒー。ロビーの外で楽しめた。 ラオスはかつてフランスの植民地支配を受けたことでいまでも美味しいパンの文化が残っているらしいのだ。確かベトナムに行ったときもそんな話を聞いた気がする。帝国主義の光と影ってことなのか。
部屋に戻ってしばらく休んだら予定より1時間ほど早いけど市内観光に出ることにした。まずは20分ほど歩いた先のワット・シェントーンへ。屋根が美しい寺院だ。一人300円弱の拝観料を支払い、中に入ると生演奏の民族楽器が聞こえてきた。10歳くらいの少年たちが太鼓や木琴を演奏し、人形劇が始まった。演奏レベルが高く安心して観ていられる。寺を出ると門前町のようななお土産屋さん街が並んでおり妻はTシャツを買ったりする。お寺で仏像を拝んだりして1時間ほど過ごした僕らはまた歩いてルアンパバーン国立博物館へ。こちらは入館料が600円弱と倍だけど、とても広い展示だ。まだ朝10時だというのに観光客でごった返している。土曜日だからかな。手荷物や水分はロッカーに預けなさいということ回り道。無料だ。妻は素足を出していたため長いスカート状のものを貸与されて歩幅が制限されている。
館内に入ると王様が使った部屋やベッド、食器なんかが自慢げに並んでいる。と言っても1960年代くらいまでのものだからそんなに古いというわけではない。王政を革命政権が倒した国だけど、実質的な敵はフランスだったわけだから王政への恨みつらみはなさそうだ。むしろ新しい国の伝統を広く伝えておきたいという意志を感じた。
展示館の裏側には王様たちが使った古いアメ車やランクルが展示されていたのでそれも面白かった。50年代のプレスリーが載ってたような大柄のアメ車とかだ。
今宵ここで行われるラーマーヤナのチケットを2枚かって外に出る。
出てすぐの2階にある小洒落たレストランPhan Boun restaurantでカオソーイを食べるのだ。日本の若手イケメンタレントみたいな風貌の店員が英語で対応してくれる。正午前だからか客はまだ少ない。人気店らしい。ラオスのカオソーイは米麺を使ったフォーみたいなものだけど味付けは四川風だった。美味しい美味しいとビールで流し込む。 満腹になった僕らはワットマイ寺院へ。こちらは流麗な屋根が自慢みたい。でもそんなにみるところはなくて30分くらいで出る。食後で疲れてたし。 でも入場券の売り場が境内の出店にあり、おばちゃんが昼飯食べながらチケットを売ってくれたのが妙に嬉しかった。
スーパーマーケットに行こう、ということになり15分ほど歩いてD&Tというお店へ。土産にするコーヒーを買ったりしてたら突然停電してびっくりした。 その後ネットで見つけたカフェに入り、カフェオレ飲みながら高速Wi-Fiで動画をバックアップ。1時間半ほどゆっくり過ごせた。女性店員のはにかんだ笑顔に囲まれて僕らはすっかりこの国の魅力に取り込まれている。 宿に歩く途中、今夜のディナーを決めているタマリンドという名のお店に入って予約をいれておく。19時半を希望したけど満席とのことで20時半の予約となった。また歩いているとツーリストデスクを見つけ昼寝してたようなおとなしめの店員さんから明日のクアンシーの滝ツアーのチケットを買った。半日で一人1500円くらい。宿へと戻り少し寝ようとしたけど案外目が冴えててこの日記を書いたり。
18時からは国立博物館に戻って「ラーマーヤナ」観劇だ。なんでインド神話をここで?と不思議に思ったけどラオスに伝わった後にアレンジされて定着しているとのこと。宗教の違いすら飛び越えて世界は意外に狭いのだなと実感する。
部屋を出て歩いていたらちょうどナイトマーケットが始まろうとしていた。それぞれボックス状に加工されたリヤカーに商品を積んで指定の場所にお店を展開するシステムのようだ。どこも似たような商品を扱っているのできっと仕切っている会社があるんだろうな。午前中とはすっかりイメージの変わった入り口から博物館へ入る。
ホールでは僕らは後ろの方の安い席である。今朝お寺で見かけたような子供による生演奏がスタートしていた。客は7割ほどでほとんど外国人観光客。地元のエンタメというより観光客向けに博物館が主催しているイベントなんだろう。 英語を話すおじさんのアナウンスでほぼ定刻通りに始まった。最初は若い女性たちによるダンス。続いてハヌマーン姿の男たちがなんらかの劇を展開するんだけどストーリーはよくわからない。古代のどこかの王様と将軍たちが繰り広げる戦いのような。1時間のダイジェストだからテンポもいいし退屈はしない。木琴と太鼓による音楽と時おり女性ボーカルだ。 最後にまた女性ダンサーが大勢出てきてシンクロナイズされた優雅な踊りを披露する。バリのようでもありどこか和風でもある。インドの激しさはない。 最初の男性がまたでてきて英語で解説とお礼を述べて観劇時間は終了した。
僕らはまたナイトマーケットに戻る。19時を少し回った時間だからレストランの予約までまだ1時間近くある。コンビニでビールを買い、ウロウロした挙句に川沿いでウィンナーを焼いてる謎のBBQチームの横に腰掛けて時間を潰すのだった。
20時15分を回ったあたりで少し早めにタマリンドへ。ここは結構な有名店らしくラオス料理を丁寧に体験させてくれる。標準的なコースを頼むと筍のチップスから始まり、食前酒、筍のスープ、色んな料理が盛られたプレートが出てきた。どれもしっかりとした味が特徴でどこか品があり、とても美味しかった。白ワインを追加して1時間半以上たっぷり楽しむことができた。客は外国人が多いみたいで時おり日本語も流れてきた。
歩いて部屋に戻り、シャワーを浴びて寝る。この宿にはテレビがないから静かだ。気温は暑くもなく寒くもなく。満腹の満足感も手伝い今日もあっという間に眠りに落ちた。












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