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2026/01/31チェンマイは禁酒令、ムエタイ観戦。

8時過ぎまで寝ていたが、起きるとどうにもお腹の具合がよろしくない。何度もトイレに行くけどスッキリしない。海外旅行あるあるだけど今まで不調でなかったのが不思議なくらいだ。Googleキープでこの日記を書いてたら妻も起きてきた。遅い朝飯を食べに行こうと部屋を出る。しかし程なくまたお腹の具合が悪くなってきた。歩いてるだけで定期的に波がやってきて辛い。 
 10時過ぎにジョークチェンマイ門に到着、お粥をオーダーしてすぐにトイレを借りようと尋ねたらなんと無いという。やべ、と思ったけど座ったら不思議と落ち着いたので気にせず食べることにした。店を出て歩き出すとチェンマイ門市場に入ったので公衆トイレを借りることに。有料5バーツだったが10バーツコインしかないため店番をしながら朝飯食べてたおばちゃんに「困ってます」という顔でコインを渡したら両替してくれて神様に見えた。
トイレはとても清潔でここで下り坂だった体調を持ち直すことができた。海外旅行に行ってお腹壊すまでは基本セットだと思ってたけど10日目にしてこの程度ってことはいかにラオスタイが清潔な地域なのかもしくは自分が強くなったのかあるいは無茶をしなくなってるのか。たぶんすべての掛け合わせだと思う。

すっかり元気になってワット・プラシンまで歩くと門前で乗合タクシー(ソンテウ)が客待ちをしていたので交渉。16kmほど離れた山の頂上にあるワット・プラタート・ドーイ・ステープという山寺に行きたいのだ。本当は数名で乗合するんだけどあいにく僕ら以外は誰もいないみたい。ドライバーから往復800バーツで貸切どう?と打診されるも相場がわからず迷っていたら結局600バーツまで安くしてくれることに。往復3時間で3000円なら悪くもないかな、とお願いすることにした。 
僕らだけを乗せたISUZU製のソンテウは快調に旧市街を飛ばし、動物園の横をすり抜けて山上に向かうこと45分程度、途中からはかなりのワインディングになり気温も涼しくなってきた。熊本なら金峰山、京都なら比叡山までプチ観光に行く感じなのかな。 立派な入り口で降ろしてもらい、1時間後にこのあたりにいるからナンバープレートの写真を撮ってね、という笑顔の運転手。まだ支払ってないけど後払いでいいのかな、と思いつつ入り口で入場券とリフトの代金を支払う。リフトはそんな長さでもなかったけどまあ体力と時間の節約ってことで贅沢をした。 
リフトを降りるとここにも金ピカの仏像が待っていた。土曜日ということもあり観光客もたくさんだ。日本語も聞こえてきた。展望台からはチェンマイ空港や市街地が一望できたけどあいにく空が霞んでいて大眺望って感じでもないかな。1時間ほどお寺で過ごし、リフトで降りると笑顔のドライバー氏が待っててくれた。 再びソンテウに乗って市街地に戻る。帰りは下りのせいか早く到着した気がする。山を降りるに従って徐々に気温も上がるけど、基本はオープンエアだし扇風機の威力もあって涼しい。窓の外に流れる景色を見ながら将来わがニッポン国もこんな風な緩い国に落ち着けばいいのになあ、なんて思う。明治まではきっとそうだったと思うんだけど。 
ワットシンで車は止まり、約束の600バーツを払って街歩きに戻る。13時過ぎたのでお腹も空いたな、とターペー門近くでマンゴースティッキーライスが評判の食堂まで歩く。他にカオソーイ、グリーンカレー麺、ビールとライスを注文したけど、マンゴーライスはいつまでも出てこない。確認したら売り切れでした。 部屋に戻りがてら、妻はマンゴーライスの口になってしまったので1人で食べてくる、といって別れる。
僕は部屋で一休み。大学関係の仕事(オンライン会議準備)などを片付けたり、写真の整理をしたり日記をつけたり。街のあちこちに選挙ポスターや選挙カーらしきものを見かけたのでGEMINIに投げてみたところ、日本と同じ2月8日国政選挙らしい。しかも明日2月1日はその期日前投票日ということで、両日とも前日夜から24時間は酒類の販売や提供が禁止されるという情報を返してきてびっくり。いま17時55分である。
それを妻に伝えると財布を持って疾風のごとく階下のセブンイレブンに飛んでいってしまった。18時からは酒コーナーがカバーされて販売禁止となるがギリギリ間に合ったと喜んでいた。ありがとうAI。 さて禁酒状況の市内やいかに、と出かけることに。確かに土曜日の夜なのにほとんどの店が閉まっている。開いている店でも客が飲んでるのはジュースばかりだ。たまに賑やかなお店を見たらカナビス系だったり。歩いてる人も昨日に比べると圧倒的に少ないようだ。 
日本人ファースト的なナショナリストはここにも発生していた
あらためて意識してみると街角のあちこちに選挙ポスターを見かけた。日本とは異なり投票は人物名でなく数字や記号を選ぶみたい。Geminiの解説によるとここに映ってるのは「経済党」から立候補してる女性のようだ。「THAILAND FIRST」だなんてどこかの国のナショナリストみたいで滞在中の外国人としては居心地の悪さが伝わってきてしまった。しかも君たちのおかげで僕らは酒を飲めないのだ、とまあこれは完全に言いがかりなんだけど。
「今宵はムエタイ観戦にいくと決めてたのでターペー門競技場にいって1番安いチケットを2枚買う。開始は21時15分だからあと2時間くらい暇だ。お昼が遅かったのでお腹も空いてない。
それならマッサージにでも行こうかとたまたま歩いて見つけたお店に入ってみた。妻はフットマッサージ、僕は全身タイマッサージで両方とも300バーツ、つまり1500円だ。 お店の奥に案内されるとそこから1時間たっぷりとマッサージを受けることができた。同い年くらいのおばちゃんは強くもなく弱くもない絶妙な加減でマッサージというよりストレッチ整体って感じで旅の疲れを取ってくれたのでした。 店を出たら足が小さくなってきた気がする。日本を出て10日だからそこそこ疲れてたのかもしれない。日に焼けたりもしてるし。ネットで見たらお店の評価も高くて正解だった。

ちょいと早いがターペー門のムエタイ競技場へ。映画で見たことあるような屋内競技場はなんだかコンサートみたいだ。民族楽器による生演奏が盛り上げている。トイレはもちろん飲食提供のブースもあるけど、今夜はお酒禁止だからなんとなく静かだ。 でも試合が始まると少ないながらも盛り上がり始め、全7試合それぞれに勇敢なファイターたちが全力を繰り広げた。キックのバシっていう音がリアルだ。地元選手もイタリアやフランスの選手も一生懸命だった。途中目隠しされた4人の小太りファイターたちのお笑い時間もあり。僕らはジュースとカメラを片手に盛り上がる。エアコンなしの席だけど22時にもなるともう寒いくらい。でも選手たちは汗びっしょりだった。一番盛り上がるはずの最終試合は1ラウンドであっさりKOで終わってしまう。競技場を出るともう23時を回っていた。
宿まで歩くがやはり禁酒令の影響なのか町はひっそりとしている。でもいかに選挙とは言え食欲は規制できないのだ。セブンイレブンの前にはいくつか屋台が出ていた。でも僕らはすでにビールを確保し部屋の冷蔵庫にため込んでるんだから安心して部屋のみだ〜といきまいてたわりにシャワー浴びたら今夜もコロっと寝てしまった。
こんなにひっそりとしたサタデイナイトなんて滅多に経験できないだろうからここはしっかりと眠っておこう。明日は日曜日だ。そしてチェンマイ最後の夜になるのだ。

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