2016年4月20日水曜日、次々復旧していく熊本 朝カレー(レトルト)だ 相変わらず余震は続いているようだけどもうあまり驚かなくなってきた。むしろ揺れた後すぐに「これは3だな」「いや3と見せかけといて実は2だね」みたいにニュース速報の前に震度を予想するゲームすら楽しめる余力すら出てきた感じで、それもこれも昨夜断水が回復した効果なのかもしれない。ぼくら現代人はその精神状態すら都市のライフラインに依存しているってわけだ。 東陵高校 目を覚ますと同棲状態(笑)のエイトマン親子は早くから目覚めていてすっかり元気みたいだ。もちろん柴男(13)も散歩行く気満々。昨日に続いて今朝も妻と柴男の3人で少し遠回りの散歩に出かけることにした。近所の高校を再訪してみると先日の数倍は支援物資が集まっていた。避難している人たちにずいぶん元気を与えることだと思う。 青空に旅客機が見えた 晴れ上がった空を見上げると旅客機が徐々に高度を下げ始めていた。本震翌朝以降、熊本空港はビルが使えなくなって閉鎖されていたのだけどどうやらそれも解決したみたいだ。いつもよりどこか誇らしげなジェット音を響かせながら滑走路を目指していた。こうしてあちこち傷ついた社会の骨格や血管は全速力で治癒しはじめ本来のエネルギーを取り戻そうとしているということだろう。 働く大人たち 目を降ろすとそこには飲料ジュースの自動販売機に補充する専用車とドライバーの姿があった。彼らもこの町の「あたり前」を下支えしている存在だったことに今さらだけど気づさかれる。絆や情熱、善意もありがたい。でも普通に働いている大人たちが普通の仕事を回復し、続けることこそが街のエンジンの始動キーになるのだと思った。 僕は散歩 で、僕は何をしているかっていうと、散歩なわけだ。みんな一生懸命なのに僕らだけこんなんでいいのだろうかって思えてきた。僕の仕事はサーバーの管理とか文書のスキャンとかメルマガ書いたりとか、とにかく目の前の何かを動かして汗をかくような感じじゃないので今すぐできることはあんまりない。夫婦でそんな話をしたけど、まずは車中泊を強いられてる赤ん坊やその両親にうちでゆっくりしてもらうことが今僕らにできることだよね、という結論になった。絆も大事だけど縁はもっと大切だと思ったからだ。 夕方か...
久々のブログ。旅行記とか、たまに考えたこととか。